「ヘアアレンジは不器用でできないけれど、一つ結びならできる!」という方向けに、美容師やヘアメイクのプロとして年齢に合わせた美を提案する筆者が、こなれた「一つ結び」のコツをご紹介します。
■こなれた「一つ結び」のコツ
(1)結び目の高さが「高すぎないように」する
結び目が高ければ高いほど、幼くみえてしまいます。そのため、高すぎると若作り感がでてしまうこともあります。
こなれた大人一つ結びにするには、低めの位置で結び目をつくることがおすすめです。
(2)ゴムを隠す
ゴムを隠すだけで、同じ一つ結びでもこなれ感を出すことができます。
隠す時は、毛先の部分から少し毛束をとり、ゴムの部分に巻きつけてからピンで留めると、簡単にゴムを隠すことができます。
(3)髪の表面をほぐす
かっちりした一つ結びだと堅い印象に見えやすいので、表面をほぐしてあげましょう。1センチ間隔でほぐすと、髪に立体感がでてこなれた感じにみえます。
(4)毛先だけコテで巻く
太めのコテで巻くだけで、毛先に動きがでて柔らかい印象が加わります。最初に仕込みで巻くよりも、一つ結びをした後に巻くと時短になりますよ。
(5)後れ毛を出してラフ感を演出
後れ毛を少し出すことで、こなれた大人の一つ結びになります。
後れ毛を出すポイントは、重くならないように量を出しすぎないことです。少ない毛束を顔まわりや耳後ろの部分から出すと、ラフな感じを演出できます。
また、後れ毛はそのまま出しただけだと、疲れた印象になってしまいます。こなれた印象に見せるには、太めのコテでゆるっと巻くことをおすすめします。
(6)ツヤ出し効果のあるスタイリング剤を使う
一つ結びをする時にツヤ出しのスタイリング剤をつけると、パサつきを抑えながら今風のツヤ髪に見せることができます。
ワックスに洗い流さないトリートメントを混ぜたものや、油分多めのバームワックスがおすすめです。
(7)ヘアアクセを使う
一つ結びを簡単に華やかに見せてくれるのが「ヘアアクセ」です。おすすめのヘアアクセは、シュシュやリボンバレッタです。
付け方も簡単で、ボリューム感のあるヘアアクセなので、とり入れやすいですよ。
一つ結びのこなれたやり方をご紹介しました。ちょっとしたことでおしゃれな雰囲気に見せることができますので、ぜひ参考にしてください。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3)
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