自分では気づかず、写真や動画などで気がつく「顔の左右差」。自分で鏡を見ているときに無表情だったり、無意識に「鏡用」に顔をつくっていると、意外とわからないものです。自分が知らなくても、ほかの人は気づいているかもしれません。
日常の何気ない習慣やクセが、たるみやシワ、顔の左右差の原因につながっていることもあります。
エステティシャンの筆者が、顔の左右差の原因につながるNG行動を3つご紹介します。
■「顔の左右差の原因につながるNG行動」3つ
(1)頬杖をつく
気がついた時に「頬杖」をついてはいませんか?
頬杖は顔の力を脱力し、あごに頭の重みを乗せている状態です。こうするとあごに負担がかかり、人によっては歯ぎしりや食いしばりを助長する場合もあります。
片側だけ頬杖をつくと顔のゆがみや筋肉の左右差にもつながるので、そのようなクセがある人はなるべく減らしていきましょう。
(2)横向き、うつぶせ寝
毎日うつ伏せ寝をしていると、顔を圧迫してたるみやシワの原因につながることがあります。また、肌のハリや弾力が落ちてくる40代以降は、「寝跡が消えにくい」こともあるかもしれません。
横向きで寝る場合も同じ方向ばかりで寝ていると、ほうれい線の深さやフェイスライン、目尻のシワの深さに左右差がでてくる一因になります。
美容のためには、仰向け寝が正解です。就寝中ずっと仰向けになっていることが無理でも、せめて寝る時は仰向けになりましょう。
また、ソファで寝っ転がってTVを見る場合も、左右対称の姿勢をとるように意識しましょう。
(3)噛みグセがある・歯が悪い
ご飯を食べる時に、右か左ばかりで噛むクセがあると、エラの大きさや噛み合わせの不具合から顔の左右差につながることがあります。右でも左でもまんべんなく噛むことが、シンメトリーな顔になる一歩です。
歯が悪かったりすると無意識のうちに片側ばかりで噛むクセが生まれやすいので、不安な歯がある人は歯医者さんで相談をしましょう。
身体はもちろん、顔も左右対称に使うように習慣づけると、左右差をつくらずシンメトリーな顔でいることにつながります。ひとつひとつの習慣は小さくても、毎日の積み重ねやクセはいずれ大きなひずみを生んでしまいます。日常の習慣を見直してみてくださいね。
(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松麻美)
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