顔の筋力低下により、本来の輪郭でないたるみ大顔になっていることもあります。輪郭美容家の筆者が、たるみ大顔を改善する輪郭ケアをご紹介します。
■たるみ大顔とは
「たるみ大顔」とは、顔の筋肉の低下やハリが保てない状況などにより、組織がたるんでしまっている状態です。ですが、誰でもたるみは改善することができます。
年齢を言い訳にせず、表情筋を意識してケアにとり組んでみてください。
■たるみ大顔を改善する輪郭ケア
顔の筋肉のエクササイズ
PC画面やスマホ画面に向かう時間が長いと、表情筋の動きが顕著に少なくなります。時々、休憩することを意識してください。
お手洗いなど人目の気にならないところで、目を閉じて口を尖らせ、顔のパーツを中心にギューっと寄せます。この状態で10秒キープします。次に、目と口を大きく開け、顔じゅうを外側に開くイメージで10秒キープします。
顔の筋肉をしっかりと動かしてパッと力を抜くと、じんわりと血液の巡りを感じることができるでしょう。
頬のエクササイズ
笑顔がぎこちないと感じる方は、表情筋が弱くなっていたりこったりしている場合があります。
鏡を見ながら、頬骨周りのお肉を上にあげて10秒キープしてみてください。人差し指で上にあげるとやりやすいと思います。
このエクササイズが慣れてくると口角が上がりやすくなり、あごラインもスッキリすると思います。
美しい笑顔とは
口だけではなく、目も笑ってこそ美しい笑顔になります。
もちろん、心からの笑顔が一番ですが、作り笑顔も脳や顔の筋肉に良い恩恵がありますので、どんどん笑顔を作りましょう。
口を閉じて呼吸するクセをつける
口呼吸をしていると、顔の筋力が低下するばかりでなく、口内環境や健康面にも影響する場合があります。あごを引いて、口を閉じて呼吸をするクセをつけましょう。
鼻呼吸がつらい場合は、一度、耳鼻科に相談してみることも考えましょう。
頭のマッサージ
たるみが気になるとおっしゃる方は、頭がカチコチに硬くなっている場合がよくあります。耳の上や頭の後ろ側を、指でしっかりとマッサージしましょう。
シャンプーの際に、シャワーで頭を洗いながら、しっかりとマッサージすることをおすすめします。シャンプー剤をつける前に、お湯でよく洗浄しながら頭をマッサージすることがポイントです。
ご紹介したエクササイズは、ちょっとしたスキマ時間にいつでも行うことができます。自分でどのタイミングでやるのかを決めておくと、習慣としてとり入れやすいのでお試しください。
(輪郭美容家/美容整体師 及川ゆりか
美容整体16年の施術経験をもとに、生涯自分の筋肉を蘇らせ若さを保つ美容法を伝える。東京広尾のプライベートサロン美容整体ルピナスにて、すぐ変わる小顔矯正やボディ矯正、マタニティや産後の矯正も人気。)
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