ついに師走になり、お仕事をしている方も、主婦の方も大忙しの季節。疲れたときは、エナジードリンクに助けてもらうという方も多いですよね。しかしエナジードリンクでは、実はあまり健康的とは言えません。今回は、エナジードリンクの代わりになる、疲れたときのお助けドリンクをご紹介します。
■飲むと悪循環!?エナジードリンクの中身って?
エナジードリンクには何が入っているでしょうか? ほとんどのエナジードリンクには、カフェインや糖分、ビタミン類、アルギニンと呼ばれるアミノ酸で作られている成分が含まれていることが多いです。カフェインや糖分によって、飲んだときは元気になった感覚があるかもしれませんが、長時間は続きません。カフェインの持続時間は8時間以上と言われていますから、夜に飲むと睡眠の質を下げてしまい、次の日まで疲れを持ち越してしまうという悪循環にもなりかねません。
■エナジードリンク代わりに飲みたい「お助けドリンク」3つ
ココア
甘くて美味しいココアは、太りそうだから避けているという方もいるようですが、ココアに含まれるカカオポリフェノールには疲労回復効果があります。カカオポリフェノールには他にも抗酸化作用による美容効果や抗ストレス作用もあるので疲れたときにはピッタリの飲み物ですね。
柑橘系のフルーツのジュース
グレープフルーツやパイナップル、ザクロなどの柑橘系のジュースにはクエン酸が含まれています。疲れたときに発生する乳酸の生成を抑えるので疲労回復の効果があります。運動後の筋肉痛を防止してくれる効果もあります。できるだけ添加物などが少ないものを選びましょう。
ハーブティー
上の2つと比較すると手軽には手に入りにくいですが、ハーブティーもおすすめです。疲れに効果的なハーブティーは、レモングラスやマテ茶、ラベンダー、ローズヒップなどがあります。マテ茶は安価で手に入りやすく、ハーブが苦手な方でも飲みやすいのでおすすめです。
この3つは疲労回復に効果がありますが、他にも美容に嬉しい成分もありますので、エナジードリンクが欲しくなったら、疲労回復以外にも、美容にもうれしい飲み物を選んでみてくださいね。
(看護師/ホリスティックビューティインストラクター 山本幸美)
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【参考】
※日本チョコレートココア協会
※クエン酸 成分情報 – わかさの秘密