パソコンワークやスマホの長時間使用により、表情が固くなったり、目が疲れやすくなったと感じることはありませんか? 目の疲れが慢性化し、目の周りの筋肉(眼輪筋)が硬くなると、たるみや眉間のシワの要因にもなります。
ましてや今は、年末の忙しさでいつもより疲れがピークになる時期。適切にセルフケアしたいものです。
ビューティーヘルスエディターライターの筆者が、目の周りの疲れやシワを改善して、目力を高めるマッサージと頭皮ケアをご紹介します。
■目の疲れや眉間のシワ、たるみの原因
まずは、気になる眉間を中心にたるみやシワができてしまう要因と、その改善策をご紹介します。
(1)表情筋の衰え
在宅ワークなどで人と対面する機会が減ったことにより、話をしたり大声で笑ったりする機会が減ったり、マスク生活が定着したことで表情を使わなくなったりしていませんか?
こうした理由で顔全体の表情筋が使えていないと、たるみが進行して年齢よりも老け込んで見えるようになります。
(2)皮膚のターンオーバーの不順
肌の生まれ変わりの周期(ターンオーバー)は、20代の健康な人であれば28日周期といわれていますが、年齢を重ねると、新陳代謝が下がり、ターンオーバーの周期は長くなります。
ターンオーバーは、皮膚の厚さや血行などが関係しており、個人差があります。また、乾燥によってもターンオーバーは不順になります。
このように肌の再生する周期が遅くなったり、不順になったりすると、ますます肌の乾燥がひどくなり、シワや肌トラブルが起こりやすくなります。そうなると、表情筋が伸縮するたびに、小じわができるようになっていきます。
■眉間のシワと目力アップの時短ケア法の紹介
たるみやシワの原因を予防する対策として、ライフスタイルの中でできるアプローチのひとつに、筋肉をゆるめるマッサージやトレーニングがおすすめです。
そこで今回は、目の疲れを癒し、眉間のシワを改善して目力を高める時短ケアのやり方をご紹介します。お風呂の中で行うと効果もアップしますよ。
毎日1回3分くらいでできるので、気が向いたときや疲れを感じているときなどに取り入れてみてください。
眉間のシワ改善マッサージ
(1)眉毛の上に両手の指の腹(人差し指~小指まで)を置いて、圧をかけておでこのキワまであげていきます。約30秒くらい行いましょう。
(2)眉毛の真ん中に中指か人差し指の腹を置き、左右に小刻みにゆらし、マッサージをします。約30秒くらい行いましょう。
(3)眉毛の下(とくに皺眉筋)に親指の腹を置いて(イメージが掴めない場合は、中指の腹でもOK)、眉毛を押し上げて小刻みに左右にゆらしマッサージを行います。眉頭から眉尻まで行いましょう。これを3セットくり返します。
※皺眉筋(しゅうびきん)は、眉間のシワを作るときに働く筋肉。眉頭、眉間の近くにある筋肉です。
(4)できてしまっている眉間のシワやひたいの気になるシワに指の腹を置いて、シワを伸ばすようなイメージで左右に小刻みにゆらしてマッサージを行います。
目力アップの頭皮ケア
頭皮の内側の筋肉は、顔面を覆っている表情筋と連動しています。つまり、おでこの筋肉と頭の筋肉も連動しています。頭皮をマッサージすることでおでこのたるみやシワ予防になります。
目がぱっちりするのでぜひ試してみてください。お気に入りのスカルプローションなどをつけて行うのもいいですね。
(1)両手を頭のうしろに持っていき、頭のうしろ、首のつけ根の生え際~頭のうしろ真ん中くらいを上下にマッサージします。
(2)頭全体を両手を広げてがっしりと掴み、頭皮のみを上下に動かします。全体的に行います。ポイントは、頭皮をしっかりとつかむことです。摩擦にならないように意識しましょう。
目の周りの疲れやシワを改善するマッサージと頭皮ケアで美しい目元をキープして、、年末の忙しい時期も乗り切りましょう。
(ビューティー&ヘルスライター 町山町子)
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