夏に旬を迎える穴子には、40・50代が積極的に摂りたい「たんぱく質」が多く含まれています。これからの季節には特に大切になる、体力の向上や代謝の促進、疲労回復のためにも摂る機会を増やしていきましょう。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、穴子の効果的で美味しい食べ方をご紹介します。
■夏のからだにうれしい栄養素がいっぱい!
穴子には、健やかな肌や髪、筋肉量の維持のために大切なたんぱく質のほか、むくみの予防や改善に役立つカリウムが含まれています。
カリウムは尿や汗で排出されてしまうので、汗をかきやすい夏には、特に摂取したい栄養素のひとつです。
また、皮膚や粘膜を健康に保つビタミンAも摂れます。
夏の元気なからだづくりのためにも、ぜひ食事に取り入れてみてくださいね。
■夏におすすめ!穴子のヘルシーレシピ
(1)穴子のオリーブオイル焼き
穴子に含まれているビタミンAは、ビタミンCやビタミンEと一緒に摂ることで、いっそう美肌作用を発揮するといわれています。ビタミンEを含むオリーブオイルで焼き、レモン果汁をかけてさっぱりとどうぞ。
材料(2人分)
穴子(開いたもの) 2尾
オリーブオイル 大さじ1/2
レモン果汁 大さじ1/2
生姜の搾り汁 小さじ1
塩 適宜
作り方
(1)穴子は食べやすい大きさに切り、生姜の搾り汁をかけて、皮目を上にしてアルミホイルに乗せます。
(2)(1)にオリーブオイルをかけ、オーブントースターで10分程度焼きます。
(3)(2)に塩とレモン果汁を振って食べましょう。
(2)穴子の梅しそ和え
暑い夏にぴったりの、食が進む穴子の食べ方です。梅干しに含まれているクエン酸の働きで、疲労回復も期待できます。
材料(作りやすい分量)
穴子(開いたもの) 1尾
梅干し 3個
青じそ 5枚
みょうが 2個
ポン酢 大さじ2
作り方
(1)穴子は2cm幅に切り、湯引きして冷水にさらし、水気を切っておきます。
(2)青じそとみょうがは千切りにし、梅干しは種を取ってたたき、ポン酢と混ぜ合わせておきます。
(3)(1)を(2)で和えれば完成です。
(3)穴子の卵焼き
穴子の蒲焼きを使って手軽に作れる、たんぱく質豊富な一品です。食欲のないときにもおすすめです。
材料(2人分)
穴子の蒲焼き(刻んだもの) 1/2尾
卵 3個
白だし 小さじ1
砂糖 大さじ1/2
塩 小さじ1
サラダ油 適量
作り方
(1)卵を割りほぐし、白だし、砂糖、塩を加えてよく混ぜ合わせておきます。
(2)フライパンにサラダ油をひき、よく熱したら(1)を流し入れ、全体を菜箸でかき混ぜたら、穴子の蒲焼きを乗せます。
(3)(2)の卵をフライパンの中央に、長方形になるように寄せていきます。
(4)フライパンを手前に傾けながら巻き込んで、巻き終わりを下にして裏返し、さっと焼き固めれば完成です。
穴子は思った以上に調理の幅が広がる食材です。淡泊な風味を生かして、いろいろ目先を変えて楽しんでみてくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
【関連記事】
・朝の1杯で老ける!?朝イチで飲んではいけない飲み物
・コーヒーに●●を足すだけ!痩せ効果UPの飲み方
・要注意!飲むとどんどん太る意外なNGドリンク
・実はNGな「納豆の食べ方」3つ