年齢とともに気になり始めるのが、たるみの影響で印象が老けて見えることです。
しかし、日常的なケアや簡単なマッサージを取り入れれば、たるみ頬を引き上げ、若々しい印象を取り戻せます。
エステティシャン歴20年の筆者が、たるみ頬対策に効果的なマッサージのやり方をご紹介します。
■たるみ頬の原因とは?
たるみ頬は、肌の弾力が低下し、皮膚がたるんでしまうことが主な原因です。
加齢や紫外線の影響、遺伝などが要因として挙げられます。
頬のたるみが進むと、全体的なフェイスラインが崩れ、老けて見える印象が強まります。
■効果的なたるみ頬マッサージ
たるみ頬を改善するためには、顔の筋肉を鍛えることが重要です。
顔の筋肉は、顔の骨格や皮膚を支える役割を果たしていますが、普段あまり使わないため衰えやすい傾向があります。
顔の筋肉を鍛えると、顔の骨格や皮膚にハリや弾力を与え、たるみ頬を引き上げられます。
以下、具体的なマッサージ方法をご紹介します。
なお、マッサージの際は洗顔後にマッサージクリームやオイルを使い、清潔な手で行ってください。
(1)指でリンパを流す
両手の人差し指と中指を使って、頬の内側から外側に向かって、やさしくなでるようにして左右それぞれ10回程度指をすべらせましょう。
次に耳の後ろから首に向かって、リンパの流れに沿って優しくマッサージしてください。老廃物の排出が促進され、たるみ頬の改善が期待されます。
(2)頬の上げ下げ
頬の上げ下げは、頬の筋肉を動かすマッサージです。頬の上げ下げをすることで、頬の筋肉を強化し、頬のたるみを防止します。
口を閉じたまま、上げ下げします。両方の頬を手でやさしく10回程度上げ下げしてください。
また、頬の皮膚に刺激を与えることで、コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、たるみ頬の解消が期待できるでしょう。
(3)頬骨をサポートするマッサージ
中指と薬指を使い、頬骨に沿って軽く押し上げるように、左右それぞれ10回程度マッサージしましょう。
頬の筋肉が引き締まり、たるみが軽減されます。
(4)ハンドプレスでたるみを引き上げる
手のひらを温め、両頬全体を包み込むようにして、10回程度ハンドプレスを行ってください。
血行が促進され、肌のハリと弾力アップが望めるでしょう。
(5)口輪筋を鍛えるエクササイズ
口を「う」の形に作りながら両方の頬に力を入れてください。10秒間やったら5秒間程度休み、3セット行いましょう。
口輪筋が鍛えられ、頬の筋肉が引き締まり、たるみが軽減されますよ。
たるみ頬に効果的なマッサージを日常的に取り入れることで、顔の印象が劇的に変わるかもしれません。簡単ながらも効果的なテクニックを組み合わせて、たるみ対策を行ってくださいね。若々しい表情と引き締まったフェイスラインが手に入ること間違いなしです。日々のケアで、自信に満ちた笑顔を手に入れましょう。
(エステティシャン・アロマ師 生出 和恵)
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