仕事に家事に、慌ただしく過ごしていると、知らず知らずに不規則な生活になってしまいますね。食生活の乱れに加え、1週間以上も手を抜いたスキンケアが続けば、あっという間に「変化」を感じるのがアラフォーの宿命です。
ウエストサイズ、足や腕の太さも気になりますが、最も変化が人に気づかれやすいのが「顔」です。
体重は変わらないのに、なんとなく太った気がする時は、「顔の見え方」をチェックしてみましょう。
■フェイスラインのむくみやたるみで+3キロ!?
痩せ見えの要ともいえる「フェイスライン」。主に、アゴ先から耳の下にかけての輪郭は、むくみやたるみを感じやすい部分です。
スキンケアの時にリフトアップを意識したり、定期的なマッサージでフェイスラインの老廃物を残さないようにしましょう。
小顔効果を狙って、顔周りを隠すようなヘアスタイルやおくれ毛を出すヘアアレンジがありますが、顔型だけではなく、実は首の太さとのバランスで小顔に見せる効果的な方法があります。
(1)首が太く顔が小さい人
正面からみると、首と顔の幅が同じくらいに見えるタイプの方は、髪で首の両サイドが隠れるようにしましょう。
耳の下辺りの首筋が隠れていると、すっきりとして痩せ見え効果大です。
(2)首が細く顔が丸い人
このタイプの方は、首の両サイドに毛がかかっていると顔の丸さを強調します。
できるだけ首回りはすっきりと出し、顔の丸みが気になる場合には頬のラインに毛がかかるようにしましょう。
(3)面長の人
額を全部出さずに、前髪をスタイリングします。前髪をつくるか、長めの前髪の場合は額にかかるように横に流しましょう。
耳下から首のラインを出すと、軽やかですっきりとした印象に見えます。
■パソコン、スマホでこった首、肩は老け見えまっしぐら
首や肩の張りやこりがあると、身体が丸くもたついて見えます。できるだけ、下記を参考に直線的なタテのライン作りを意識しましょう。
・胸元はVネックや、タテに開きの広いものを選ぶ
・ストールなどを首にかけて、タテのラインを強調する
・鎖骨よりも下にアクセントのある長めのネックレスをする
出会いの季節を迎える前に、ちょっとしたコツで「痩せ見え」を叶えましょう。
(フェイスコンダクター/ヘア&メイクアップアーティスト・毛髪診断士 上野リサ
大手化粧品メーカーでメイクアップアーティストとして活動後、幅広いジャンルで「顔創り」に取り組む。顔を起点とした”善い美容習慣の定着”を目指す「face conductor」というジャンルを開拓。)
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