しっかり知識をたくわえてダイエットに臨むものの、どうしたものか成果が出ない。また、何とか痩せられても、毎回リバウンドしてしまうというあなた。私はもう痩せられない体質なのだ、とあきらめたりしてはいないでしょうか?
20kgのメガ・ダイエットに成功した筆者が、次こそ成功するための10の掟をご紹介します。
■ダイエットに挫折するのは「太り癖」のせい!?
太りやすい人、痩せにくい人には、共通する生活習慣、食習慣があります。それは、「太り癖」とも呼べるもの。
この癖を直さないままダイエットをしても、効果は上がりにくいものです。気づいたときがチャンスです。そのNG習慣、やめてみませんか?
■「太り癖」を直す10の掟
(1)ちょこちょこお菓子をつままない
せっかく糖質制限をしていても、この癖が抜けない限り、成功はむずかしいものです。
デスクにお菓子を持ち込むことは、今日からやめましょう。
(2)食べることをストレス解消の手段にしない
食べることは楽しいこと。ですが、ストレス解消の手段にすると、「食べることだけが楽しいこと」になりがちです。
ストレス解消は別の方法で! また、食べ物を「自分へのご褒美」にしないことも大事です。
(3)無糖の飲み物に慣れる
太りやすい人は、必ずといっていいほど、甘い飲み物を習慣的に飲んでいます。水分補給のたびに糖分も一緒にとっていては、ダイエットも成功しづらいもの。
飲み物は無糖のものだけと決めるだけで、格段に痩せやすくなります。
(4)薄味好きな味覚に変えていく
濃い味はご飯が進みますし、食欲そのものも増進させます。
塩分を控えた食事なら、ちょうどいい量で食事が切り上げられるうえ、むくみも防げます。
(5)オーガニックフード、ヘルシーフードに安心しない
太りやすい人は、オーガニックやヘルシーという単語に安心しがち。次の食事で羽目をはずしてしまっては元も子もありません。
どんな食事にもカロリーはあることを忘れないでください。
(6)歯ごたえのあるものを好きになる
よく噛んで食べると、満腹中枢が刺激されて早くお腹がいっぱいになることはよく知られていますね。
やわらかなふわふわのパンよりも、かたいフランスパン。ハンバーグよりも噛みごたえのある赤身の肉など、歯ごたえのある食べ物を選ぶ習慣をつけましょう。ひと口30回は噛んでください。
(7)朝食を楽しみに、夕食は腹6分目程度に
太りやすい人は、夕食を食べ過ぎてしまって、朝は食べられないということが多いもの。
朝食をとることで、その日の代謝は上がります。朝食が楽しみになるように、夕食の量は腹6分目程度に抑える習慣をつけましょう。
(8)「夕食時にいつもお酒」をやめる
晩酌の習慣があると、お酒のせいで食欲が増進し、どうしても食べ過ぎてしまいます。さらに「シメ」が必要になれば、太らないわけがありません。
日常的に夕食時にお酒を飲むのはやめましょう。
(9)腸内環境をよくする食材をしっかりとる
便秘はダイエットの大敵です。身体にとっての不要物をため込まないことが、痩せやすくなる重要ポイント。
アイスクリームの代わりにヨーグルト、フライドポテトより野菜スティックを選ぶなど、乳酸菌と食物繊維を心がけてとってください。
(10)「冬でもアイスコーヒーやアイスティーをオーダー」はNG
寒い季節でも冷たい飲み物を好んでいると、身体が冷えてしまいます。冷えは代謝を下げるので、極力温かいものを口にしてください。
また、温かいスープや汁物をゆっくりとることは、食欲の抑制にもつながります。
この10の掟をしっかり守れれば、やがて「太り癖」ともお別れできます。できることから実行してみてください。きっとうれしい変化が起こるはずです!
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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