筆者は名門ブランドショップで店長をしていた時、多くの「愛されるお嬢様たち」と出会ってきました。「私とは住む世界が違う」と思っていたお嬢様たちですが、愛される理由には学ぶべきものがありましたのでご紹介します。

■お互いのプライドになる要素がある

男性にとってプライドは重要ですし、社会性を大切にします。

あるお嬢様をパートナーに選んだ男性に「決め手」を聞いたところ、「お互いのプライドになる要素があった」ということでした。職場の上司やご両親に対して、自信を持って紹介できる要素があったということです。

お嬢様はみな、一芸を磨いていたりマナーを身につけていたり、長年かけて築いてきた尊敬されるべき要素をお持ちでした。お嬢様でなくとも、パートナーが一目置くような自分の強みを徹底的に磨くことはできるのではないでしょうか。

■ルックスより才能にひかれる

お嬢様がパートナーを選ぶ基準は、ルックスより才能でした。才能とは特別なものではなく、「好き」や「得意」を極めたものであり、素晴らしい個性です。

磨けば、生き抜く力になります。お嬢様は常に、お金では買えないものの尊さにひかれていました。

■お金と同様、恋も追いかけない

お金持ちは、お金と相思相愛だといわれます。お金のことが大好きですが、決して片思いではありません。ポイントは、「執着」というものをまったく感じないことです。

お金も執着したとたん出て行ってしまいますし、恋も執着すると別れがきます。

昔、お金というものがなかった時代、取引きは「等価交換」でした。そう考えると、欲しいものを手に入れるには、等価の価値のものを持つ必要があるのです。

理想のパートナーに「等価のエネルギー交換ができる相手だ」と思ってもらえるように、自分の「好き」や「得意」を徹底的に磨き、キラキラしてみてはいかがでしょうか。ギラギラと執着するのではなく、キラキラと輝くことで幸せを引き寄せていきます。

※ミニマムリッチ＝「上質なものを少しだけ」の意味です。日常の中での意識を少し上質に変えるだけで豊かになれます。

（ミニマムリッチコンサルタント　横田真由子
株式会社ケリングジャパン（旧 ＧＵＣＣＩ　ＪＡＰＡＮ）で販売スタッフとして有名人やＶＩＰ客の担当となり、3年で店長に昇格。独立後「上質なものを少しだけ持つ人生」＝「ミニマムリッチ®ライフ」を提唱する。）

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