普段から携帯電話やPCを操作することが多く、どうしても前かがみになって猫背ぎみになりがちという人も多いのではないでしょうか。
そのため、意識的に身体の後ろ側も使ってバランスをとることが大切です。
フィットネス美トレーナーの筆者が、身体の背面を使う「スイミング」という面白い名前のピラティスエクササイズを紹介します。
■「スイミング」と言う名の陸上エクササイズ
今回紹介する「スイミング」というエクササイズは、「マットピラティス」のエクササイズになります。水の中で泳ぐのではなく、まるで泳いでいるような動きをする陸上で行うエクササイズです。
この「スイミング」というマットピラティスのエクササイズは、体幹はもちろんのこと、身体の背面側を主に使います。贅肉がつきやすい背中や気になるおしり、太ももの裏側等、身体の背面側を一気にエクササイズすることができます。
身体の背面側を使うことにより、姿勢の改善に効果が期待できます。
「スイミング」のやり方
(1)お腹が下側になる「うつ伏せ」状態になり、両方の手足を伸ばします。腕は肩幅くらい、足は腰の幅くらいに開きます。
(2)水の中をゆっくり泳いでいるようなイメージで、左右逆の腕と足を交互にゆっくりと動かします。この時、手足を持ち上げるというよりも「逆方向の手足を遠くに伸ばしあう」イメージで行ってください。
腰が反らないようにお腹に力を入れて、あごを引いて動くようにしましょう。10~15秒間つづけてみてください。
(3)慣れてきたら少しずつ手足をリズミカルに動かし、長い時間チャレンジしてみましょう。
(4)スイミングの動きを1回行った後は写真のように「子供のポーズ(チャイルドポーズ)」をして、使った身体の背面を休まさせてから3セットほど行ってみましょう。
動作のポイント
・息を止めずに、自然な呼吸とともに行ってください。
・肩が上がらないように、肩の力を抜いて行いましょう。
・腰が反らないように、お腹に力を入れて行いましょう。
エクササイズを行う時に恥骨が床にあたって痛い場合は、ヨガマットや毛布等を引いて行うと良いでしょう。ぜひ、チャレンジしてみてください。
(フィットネス美トレーナー MIKA)
【関連記事】
・体重を減らすだけじゃダメ!浮き輪肉を解消する脇腹エクサ
・おば見え予防に◎骨盤底筋群を鍛える「座ったままエクサ」
・代謝をUPして全身スッキリ!太ももスッキリ3分間スクワット
・お腹&お尻の引き締めに!ストレスも解消できるキックエクサ