冬は腸内環境が乱れやすい季節です。「暖かい季節は快調だけれど、寒くなると調子が悪くなる」という方も多いですよね。その原因に、寒さからくる冷えや運動不足が挙げられます。
冬こそ、腸内環境を大切にした食生活を心がけていきましょう。スイーツでも腸活ができます。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、腸活スイーツのレシピをご紹介します。
■冬こそ、腸活強化シーズン
寒い冬は、冷えによって血行が滞ることで腸のぜん道運動が鈍くなりがちです。積極的に身体を動かす気分にもなりにくいため、腸内環境が悪くなる傾向にあります。
ほかにも、暑い季節に比べて汗をかきにくくなるため、水分補給の機会が遅れてしまうことも腸にとってよくないことです。なので、冬は、腸活の強化を意識しましょう。
■冬のスイーツ選びには要注意
冬は、スイーツが美味しく感じられる時期でもあります。「暖かい部屋でいただく、ひんやりと冷たいアイスクリームは格別!」という声も聞きますが、これも腸にとってはおすすめできないことです。
内臓を冷やしてしまうと、腸内の機能も低下しやすいです。精製された白砂糖をたくさんとることも、身体の冷えにつながりますのでさけたいものです。
■発酵食品で作るスイーツは身体の味方
そこでおすすめしたいのが、ダイエットや美肌効果も狙える発酵食品を使ったスイーツです。発酵食品にはうま味やコク、風味のよさがあるため、スイーツの材料としてもうってつけです。
ヨーグルトや甘酒、米麹などで甘さ控えめの一品を作りましょう。
■「腸活スイーツ」のおすすめレシピ3選
(1)甘酒チーズケーキ
砂糖不使用、小麦粉の量も控えたヘルシーレシピです。
材料(作りやすい分量)
・クリームチーズ 200g
・甘酒 200ml
・卵 2個
・小麦粉 大さじ1
・ダイスアーモンド 大さじ3
作り方
(1)クリームチーズを室温でやわらかくし、甘酒を加えてよく混ぜ合わせておきます。
(2)(1)に卵を加えてよく混ぜます。
(3)(2)にふるった小麦粉とダイスアーモンドを加えて、さらに混ぜます。
(4)(3)を型に移し、180度のオーブンで25分焼けば完成です。
(2)味噌ビスコッティ
「食物繊維」豊富な全粒粉を使った、お腹にやさしいビスコッティです。
材料(作りやすい分量)
・全粒粉 50g
・薄力粉 150g
・ベーキングパウダー 小さじ1/2
・味噌 40g
・卵 1個
・てんさい糖 50g
作り方
(1)卵を泡立て器でよく混ぜ、てんさい糖を加えてさらに混ぜます。
(2)(1)に味噌を加えて混ぜます。
(3)(2)に全粒粉、薄力粉、ベーキングパウダーを加え、へらで混ぜ合わせたら楕円状にまとめます。
(4)(2)を180度のオーブンで25分焼き、粗熱がとれたら1㎝幅にカットします。
(5)(4)の断面が上になるように並べ、表、裏とも180度で10分ずつ焼けば完成です。
(3)レモンヨーグルトデザート
水切りヨーグルトで作る、低カロリー、低糖質のスイーツです。
材料(2人分)
・ヨーグルト 200g
・ゼラチン 5g
・熱湯 大さじ2
・てんさい糖 大さじ1
・レモン果汁 大さじ1
・ココア 適宜
作り方
(1)キッチンペーパーでヨーグルトを包み、ざるに乗せて水切りヨーグルトを作ります。
(2)ゼラチンを熱湯で溶かします。
(3)(1)に(2)とてんさい糖、レモン汁を加えて混ぜ、器に移して冷蔵庫で冷やし固めれば完成です。食べる際に、ココアを振って供します。
スイーツも材料さえ選べば、美容フードになります。名店の素晴らしいスイーツももちろん美味しいですが、身体のことを考えて手作りするスイーツには計り知れない魅力があります。家族や友人などともシェアして楽しんでくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ
「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。)
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【参考】
※コウジ酸 – わかさ生活
※乳酸菌 – わかさ生活