ダイエット中にはさけるべきと思われている「アイスクリーム」ですが、時にはどうしても食べたくなるものですよね。そんな時でもにおすすめのアイスがあります。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、アイスクリームのかしこい選び方をご紹介します。
■ダイエット中にアイスクリームをさけるべき理由
ダイエット中にアイスクリームをさけたい理由は、まず高糖質であることです。
人間の味覚は、冷たいものについては甘みを感じにくいようになっています。そのため、アイスクリームには多量の砂糖を使わざるを得ず、それを食べることでたくさんの糖質を摂ることになるからです。
また、乳脂肪分の高いアイスクリームはリッチな味わいが魅力ですが、脂質の含有量が高くなり高カロリーになるというところも注意したいポイントです。
■アイスクリームの種類
アイスクリームには、3つの種類があります。これは、乳脂肪分の多さで分類しており、当然ながらそれぞれ味わいもカロリーも違います。
(1)アイスクリーム
もっとも風味がよいとされる、乳固形分15.0%以上、乳脂肪分8.0%以上のもの。
「ハーゲンダッツ」「レディーボーデン」「パルム」などが代表的な商品です。
(2)アイスミルク
乳固形分10.0%以上、乳脂肪分3.0%以上のもの。
市販品では「雪見だいふく」「牧場しぼり」「チョコモナカジャンボ」などが該当します。
(3)ラクトアイス
乳固形分3.0%以上のもので、乳脂肪分の基準はありません。
「クーリッシュ」「エッセル スーパーカップ」「爽」などが当てはまります。
ダイエット中に選ぶべきアイスクリームとは
上記3種のアイスですが、乳固形分も乳脂肪分も一番高いアイスクリームが高カロリーと思われがちですが、実は乳固形分が一番少ないラクトアイスのカロリーがもっとも高いです。
これは風味を出すために相当分の植物性油脂が使われているためです。カロリー的にはアイスミルク、アイスクリーム、ラクトアイスの順で高くなることを覚えておくといいでしょう。
ちなみに、「ガリガリ君」や「あずきバー」「アイスの実」などは「氷菓」に分類され、アイスクリームには含まれないとされています。
■ダイエット中でも安心!おすすめの市販アイス
ダイエット中でも安心して食べられる市販のアイスをご紹介します。いずれも低カロリー、低脂質ですので、ぜひ試してみてください。
SUNAO バニラ/江崎グリコ
1個あたりわずか80キロカロリーで糖質も5.8グラムと、とても優秀なアイスクリームです。さらに、豆乳、トウモロコシ由来の食物繊維が7.6グラムも入っています。
北海道産生クリームを使用したまろやかな味わいも魅力です。
(120ml 税込価格165円(編集部調べ))
Soyイチゴ/クラシエフーズ
乳製品や卵を使わず、豆乳などの植物性の原料で作られているので、アレルギーのある方も安心していただけるアイスです。
1個あたり120キロカロリーで、イソフラボンが摂れるのもうれしいメリット。
(105ml 税込価格172円(筆者購入価格))
糖質70%カットのアイス マダガスカルバニラ/シャトレーゼ
糖質わずか5グラム、カロリーは78キロカロリーでありながら、ボリューム感ある一品。
豆乳や食物繊維をふんだんに使ったヘルシーなアイスです。バニラの風味も濃厚で食べ応えも十分です。
(106ml 1個 税込価格151円/4個 税込価格561円)
暑い季節にはどうしても手が出る「アイスクリーム」。ダイエット中には自分を甘やかしてあげることも大切ですので、上手に選んで心も身体も無理せずに、きれいを磨いてくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※温度によって味の感じ方が変わるのか?(PDF) – 東京都教育委員会
※SUNAO バニラ – 江崎グリコ
※Soyイチゴ – クラシエフーズ
※糖質70%カットのアイス マダガスカルバニラ – シャトレーゼ