夏は冷たい飲み物が美味しい季節です。熱中症予防のための水分補給として、積極的に摂っている方も多いでしょう。
ところが、飲み物のなかには「夏老け」を加速させてしまうものもあります。夏が終わったときに、鏡の中の自分にがっかりしてしまわないよう、注意したいものです。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、スキンケアの観点から夏老けを防ぐために避けたい飲み物についてご紹介します。
■睡眠の質の低下&脱水にご用心!
美肌のためにも夏に気をつけたい飲み物は、まず睡眠の質を低下させる怖れのある飲み物です。
夏はとりわけ疲れやすい季節。若々しい肌のためには、毎日の上質な睡眠が欠かせません。
また、からだの水分を奪ってしまう飲み物も避けたいものです。
体内の水分が不足すると肌は乾燥しやすくなり、透明感が失われたり、くすみが現れがちになったりなります。
■夏老けを避けるために!夏にNGな飲み物
(1)コーヒーや紅茶などの、カフェインを多く含む飲み物
カフェインには、むくみの予防・改善効果や、脂肪燃焼をうながす作用があり、摂りたい成分でもあるのですが、やはり問題は覚醒効果です。
カフェインが体内にとどまる時間は思いのほか長く、摂ったカフェインの量が半減するまでには6時間を要するともいわれています。
カフェインを含むコーヒーや紅茶は、「午後3時のティータイムまで」と決めることをおすすめします。
夕食後のお茶は、麦茶やルイボスティーといったノンカフェインのものを選び、寝つきをよくしましょう。
また、「食後にどうしてもコーヒーが飲みたい」という方は、ノンカフェインの「デカフェ」と呼ばれる商品を取り入れてみてください。
(2)アルコール飲料
よく冷えた生ビールやハイボール、サワーなどは夏に美味しい飲み物ですね。ですが、アルコールには高い利尿作用があります。
さらに自律神経を刺激することで、トイレが近くなる傾向もあります。
飲み過ぎてしまうと脱水症状を起こすおそれもあるので、避ける、もしくは控えめにしましょう。
気分だけでも楽しみたいときは、ノンアルコール飲料などを上手に利用してはいかがでしょうか。
夏は若さを失いやすく、私たち40・50代には厳しい季節。ですが飲み物に注意するだけでも、十分に夏老けは避けられます。夏こそ美味しいものもありますが、ぜひ飲み方には気をつけてみてくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※カフェイン – わかさ生活
※カフェインの効果を解説!効力時間やデメリットについても紹介 – アリナミン製薬
※熱中症対策はこまめな水分補給を!おすすめな飲み物とダメな飲み物 – サントリー