若見えするヘアスタイルとして人気なのが「ボブ」ですが、意外とアレンジを思いつかない方は多いですよね。
ヘアメイクや美容講師のプロとしてアラフォーに特化した美を提案する筆者が、老け見えしないボブアレンジをご紹介します。
■大人ボブアレンジ4選
(1)毛先だけコテで巻く
大人ボブは、ゆるっとウェーブで抜け感を出すことがおすすめです。32mmくらいの太さのコテで、毛先だけワンカール内巻きにしたり外巻きにするだけで完成します。
コテの扱いに慣れている方は、髪の毛を上半分と下半分に分けて下半分は外ハネになるようにワンカールだけ毛先を巻き、上半分は内巻きに毛先をワンカール巻くと、さらに髪の毛に動きが出て華やかさがアップしますよ。
(2)ハーフアップにする
ハーフアップを少し小さめに作り、顔周りに下りている毛をねじってハーフアップの部分と組み合わせると、華やかさがアップします。
また、数種類のヘアアクセを組み合わせてつけると、こなれた雰囲気が出て、よりオシャレ度がアップします。
(3)お団子ハーフアップにする
ハーフアップにしたら、毛束を部分的に引き出してほぐしていきます。ペタンとしやすいトップや後頭部は少し高く引き出し、出っ張りやすいハチ周りは少し抑えめに引き出すとバランスをとりやすくなります。
鏡で正面だけを確認するのではなく、サイドも確認しながら引き出すと、失敗しにくいですよ。
(4)ざっくり一つ結びにする
普通の一つ結びでも、ざっくり結ぶと、こなれた大人の一つ結びになります。
余裕がある方は32mmくらいの太さのコテで全体を巻いた後、やわらかめのワックスやヘアクリームなどを、全体的にもみ込むようにつけます。この時、ツヤを出したい方はオイルを適量足してみてください。
結ぶ時は、全体をとかさないように結ぶことがポイントです。かっちりした一つ結びをする時のようにブラシや手ぐしでしっかりととかしてしまうと、せっかくのウェーブを崩してしまうので注意してください。
スタイリング剤をもみ込んで動きが出ている状態のまま結ぶと、全体の髪の毛に動きが出て、よりラフなスタイルになります。顔周りや耳後ろに少し残り毛を出すと、抜け感もアップしますよ。
ボブは、ロングと比べるとセルフアレンジがしやすい長さです。コテで巻いたりヘアアクセをつけるだけでも、いつものヘアスタイルをおしゃれに見せることができますので、ぜひ試してみてください。
(ヘアメイク/美容講師/美容ユーチューバー/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者 mayu3)
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