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手洗い消毒で荒れた手に!きれいな手肌を取り戻すハンドケア

トータルビューティーマニキュアリスト
沖りか

手洗いうがい、手指消毒などの基本的な衛生管理はとても大切なことですが、アラフォー女性にはきれいな手肌も大切です。楽しみながら保湿ケアをしましょう。

手洗い消毒で荒れた手に!きれいな手肌を取り戻すハンドケア

スキンケアアドバイザーの筆者が、気分も上がる保湿ケア法をご紹介します。

■手指消毒+楽しい保湿ケアを

手指消毒+楽しい保湿ケアを

手指を消毒する機会が増え、普段から手肌に気を使っている方でも乾燥してカチカチになった指先に悩むこともあると思います。

頻繁な手洗いとアルコール消毒で荒れた皮膚の表面は無数の細かい傷がついた状態となり、肌本来のバリア機能が低下しています。「こんな時だから手荒れしても仕方ないわね」とあきらめていると手荒れが悪化し、ますますテンションが下がってしまうかもしれません。

なので、楽しみながらケアをして、きれいな手の状態をキープしましょう。

■気分も上がる保湿ケア

肥厚した角質をとり除く

ごわつきを感じ始めた手肌には、「スクラブ」や「ゴマージュ」がおすすめです。

余分な角質をとり除くことで正常なターンオーバーに整え、肌をやわらかくしてくれます。

荒れた手肌には「シュガースクラブ」がおすすめ

スクラブには「ソルト系」「シュガー系」「植物系」などのさまざまな種類がありますが、すでにごわつきや荒れ始めている手肌の場合は、刺激の少ないシュガー系がおすすめです。

ぬるま湯で手を洗い、シュガースクラブをお湯で溶かしながらやさしく手をマッサージしましょう。少し時間をおいて溶けたシュガーが蜂蜜のような状態になってから洗い流すと、ふっくらとしてワントーン明るい肌に導きます。

気分も癒されるように、「ゼラニウム」の香りなどのスクラブを使うことも良いでしょう。スクラブやゴマージュのケアは、週に1回程度がおすすめです。

ハンドクリームの前に「化粧水」をプラス

角質をとり除いたら、しっかりと保湿をしましょう。手肌も顔と同じ皮膚構造です。

顔のケアをする場合、クリームの前に必ず化粧水や美容液で水分補給をしますよね? なので、できれば手肌の保湿ケアの最初に、化粧水をプラスしましょう

特に、アルコールなどで手指消毒した後はアルコールが水分も一緒に蒸発させてしまうので、化粧水でしっかり水分をおぎないたいところです。アルコールスプレーと一緒に化粧水とハンドクリームを持ち歩き、手洗い、消毒後は必ず保湿をしましょう

また、ぬれた手を自然乾燥させると手荒れの原因につながりますので、タオルやハンカチでしっかり水分を拭きとりましょう。

理想の保湿ケアの手順

理想の保湿ケアの手順

しっかり水分を拭きとったら、「化粧水→キューティクルオイル→ハンドクリーム」の順でケアをすることが理想的です。外出先や時間がない時は、化粧水とハンドクリームだけでもOKです。

これからの季節なら、ハンドクリームでUVケアができるものを選ぶと良いでしょう。

■ナイトタイムには“即席”で贅沢パックを

お風呂上がりのリラックスタイムには、ちょっぴり贅沢なハンドパックがおすすめです。市販のハンドパックもありますが、いつでも思い立った時にできるのが“即席コットンパック”です。

使用するもの

・小さめのビニール袋 2枚

・輪ゴム 2つ

・コットン 適量

・化粧水

・キューティクルオイル

・ハンドクリーム

即席コットンパックのやり方

即席コットンパックのやり方

(1)コットンに化粧水をひたひたに染み込ませて、手の甲と指の上に置いたらビニール袋を被せます。空気をできるだけ抜いた状態で手首の部分を輪ゴムで固定し密閉します。

(2)5〜10分放置したら外し、手全体をマッサージしながら化粧水を馴染ませます。爪の生え際にキューティクルオイルを塗布して指先も軽くマッサージしましょう。最後にハンドクリームを塗布して水分を閉じ込めてください。

ナイトケア時のハンドクリームは、UVカット成分が入ってないものを使用しましょう。化粧水を含ませたコットンのかわりに、フェイス用のシートパックを使ってもOKです。

手指消毒ができない時は、ニトリル手袋を代用

手指消毒ができない時はニトリル手袋を代用

電車に乗ってつり革をにぎった後に、いちいち化粧室に行って手を洗うのは面倒ですよね。

「アルコールがなかなか購入できず、手指消毒ができないので不安」という方には、“ニトリル手袋”などの薄手の手袋がおすすめです。筆者も使用しています。

お出かけの際に手袋をはめ、つり革などを触ってしまった後は表面を触らないようにして手袋を外して捨てています。何枚か持参して、気になる度にとり替えると良いでしょう。

いちいち手洗いや手指消毒をしなくてすむので、手肌にかかる負担が少ないです。

手肌が荒れると気分が下がりますよね。楽しみながらしっかりとケアをし、健康的な手肌の状態をキープして気分も上げていきましょう。

(トータルビューティーマニキュアリスト/ネイルサロン・スクールSherry Dolce代表/日本ネイリスト協会本部認定講師/スキンケアアドバイザー/コスメコンシェルジュ 沖りか
全国各地でプロ向けネイルアートセミナーを開催/雑誌STORYで読者モデルもやっている美容&ファッションマニア。)

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