家での生活時間が長くなったことに伴い、訴えが多くなったのが、目の疲れです。
動画配信を見る時間や、在宅勤務でのPC作業、テレビ会議の機会が増えたことで、デジタル機器に触れる時間が増加したものと思われます。
ロート製薬の調査によると、特に在宅勤務が日常化している人のデジタル接触時間が増加して、目の疲れに悩んでいるということが明らかになりました。
理学療法士の筆者が、目の疲れを感じた時に試したい改善方法を3つご紹介します。
■目の疲れを感じた時に試したい改善方法3つ
(1)目の周りのマッサージ
目の周りの筋肉を軽くマッサージするのがおすすめです。人差し指で、眉毛の下にあるくぼみやこめかみをやさしく押すことで、目の周りの筋肉がほぐれてきます。
ポイントは、やさしくゆっくり行うこと。強い刺激を与えたり、強くこすったりしないようにしてくださいね。
(2)ストレッチする
首はもちろん、全身のストレッチもおすすめです。首の筋肉に負担がかかれば、肩や腰の筋肉にも影響が出る場合があります。
在宅勤務だと一人で仕事をしている時間が長くなり、どうしても座っている時間が長くなります。1時間に1回は立ち上がる、歩くなどの動作が必要です。
まずは、気がついた時に「伸びをする」「身体をねじる」などのストレッチを行うようにしましょう。血行が良くなると、疲労軽減にもつながります。
(3)首の後ろを温める
可能であれば、蒸しタオルなどで首の後ろを温めるのも効果的です。
本来、頭は胴体の上にあるはずなのに、パソコンやスマートフォンを見ていると、だんだんと首が前に出てきてしまいがちです。前に出た首を懸命に支えているのが、首や肩まわりの筋肉です。筋肉も長時間同じように維持していると疲労していきます。
そこで、蒸しタオルや使い捨てカイロを使って温めることがおすすめです。くれぐれも、やけどには注意してくださいね。
このほか、まぶたを温めることもおすすめです。まぶたに温かいタオルを乗せたり、蒸気をまぶたにあてたりしてみてください。
「目が疲れたな」と感じたら、すぐできることから、ぜひやってみてくださいね。
(著者/講師/理学療法士 矢間 あや)
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