これといった理由もないのに、なんとなく気分が冴えなかったり、疲れやすかったり……。年齢を重ねるにつれて少しずつ変わっていく女性の身体は、更年期世代になると、一気に心身に不調が出やすくなります。
そんな時は、ハッピーな気持ちになれるお茶を飲んでみましょう!
■気持ちもお肌も美しく!?リラックス茶3つ
(1)ココロもお肌も元気に「オレンジティ」
メナードの研究によれば、オレンジの香りにはハッピーホルモン「オキシトシン」の分泌を促す働きがあることがわかっています。オキシトシンが分泌されると、気持ちを穏やかにする働きのある「セロトニン」の分泌も促され、疲れた気持ちを癒す効果が期待できるそうです。また、オキシトシンは血液にのってお肌の細胞に届き、細胞を元気にする働きがあることもわかっていますから、気持ちだけでなくお肌まで元気にしてくれるはず!
(2)身体ぽかぽかリラックスに「ジャスミン茶」
東洋医学では、ジャスミン茶は「気」の巡りを良くするお茶として親しまれています。気の巡りが滞ると、血液の流れも悪くなり、体調不良の原因となると考えられています。また香りには、ホルモンバランスを整え、PMS(月経前症候群)や更年期の症状を和らげる働きもあります。身体を温める効果もありますから、冷えや生理痛が辛いという方にもおすすめです。
(3)やる気が出ない…というときは「レモングラスティー」
タイ料理でお馴染みのレモングラス。爽やかな香りが印象的なレモングラスには、脳の血流量を増やすことがわかっていて、やる気物質「アドレナリン」の分泌を促し、やる気や集中力を高める働きが期待できます。
ホルモンバランスの変化は誰にでも訪れるもの。気持ちや身体の疲れが溜まっていると感じた時には、ティータイムを毎日の習慣にして、気持ちも身体も元気に過ごしたいですね。
(美養フードクリエイター 岩田まなみ)
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【参考】
※更年期とは – 花王
※香りで幹細胞が元気になる – メナード
※心と身体の疲れがスーッと消える10の習慣 – PHP Online衆知
※成分情報 ジャスミン – わかさ生活
※成分情報 レモングラス – わかさ生