「ダイエットを頑張っていたけど、全然痩せられない」「痩せたけどすぐにリバウンドしてしまった」などと悩む方は多いのではないでしょうか?
その原因は、普段の食習慣に問題があることがほとんどです。
女性の体型改善専門パーソナルトレーナーの筆者が、ずっと痩せられない人がやりがちな、飲食に関する3つのNG習慣について解説します。
■NG1.とりあえず低糖質にしている
ご飯を小盛りにしたり、パンやパスタなどの小麦系の食品を少なくしたり、おやつは低糖質の物を選んだりなど、「なんとなく体重管理に良さそうだから」という理由で低糖質にしていませんか?
しかし、それで体重が落ちるとは限りません。
体重の増減を決めるのはカロリー収支。カロリー収支とは、消費カロリーと摂取カロリーの差のことです。
消費カロリーよりも摂取カロリーが多ければ、体重は増加します。
糖質にもカロリーが含まれていることは間違いなく、糖質摂取量を減らせば総摂取カロリーを減らしやすくなります。
しかし糖質のほかに、タンパク質と脂質にもカロリーが含まれており、これらを摂りすぎるとカロリー収支はマイナスになりません。
タンパク質と脂質の摂取量にも注意を
体重を落とすために気にするべきは糖質ではなく、タンパク質と脂質の摂取量も気にする必要があるのです。
■NG2.手の届くところにお菓子を常備している
手の届くところにお菓子を常備していることも、痩せられない習慣の一つです。ついつい食べてしまい、オーバーカロリーに。
体重を落とすためには、消費カロリーよりも摂取カロリーを少なくすることが大切。通常の三食で食事をコントロールしても、おやつを食べ過ぎてしまっては、なかなか痩せることができません。
しかし、自宅のテーブル上や職場のデスクの上など、すぐに手の届くところにお菓子が置いてあると、ついついつまんで食べてしまい、余計なカロリー摂取に繋がってしまいます。
食べたくなったら都度用意する習慣を
これを防ぐためには、すぐに手の届くところにお菓子はおかないで、食べたくなったらその都度買いに行くか、その日食べきる分をコンビニに寄ったときに購入しておきましょう。
■NG3.飲み物でカロリーを摂っている
飲み物でカロリーを摂っていることも、痩せられない原因の一つです。自覚も満腹感もないままにカロリーを摂ってしまいます。
特にカフェラテなどは要注意。例えば、コンビニでよく販売されているカフェラテには、1本あたり163kcal近くのものも。ご飯100gと同等のカロリーをサクッと摂ってしまうのです。
しかし、液体であるカフェラテはご飯よりも圧倒的に満腹感が低く、すぐにお腹が空いてしまいます。
水分補給はノンカロリー飲料で
できるだけ飲み物からカロリーを摂ることを避けて、水分補給をするときはノンカロリー飲料を利用するようにしましょう。
ずっと痩せられない人は、気づかずにカロリーを摂り過ぎていることが多く、カロリー収支をマイナスにできていないことがほとんどです。まずは何からカロリーを摂っているのかをしっかりとチェックし、日々の食事管理の意識を高めていきましょう。
(パーソナルトレーナー 藤本 千晶)
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