「昔より、まつ毛が薄くなったような気がする」といったお悩みはありませんか?
年齢とともに髪が細くなったり、毛量が低下したりするように、まつ毛も細く薄くなっていく場合があります。
コスメコンシェルジュで美容ライターの筆者が、40・50代の方におすすめのまつ毛ケアをご紹介します。
■まつ毛が薄くなる理由
まつ毛が薄くなる主な原因として、加齢や血行不良、まつ毛エクステやパーマが考えられます。
加齢
加齢にともない毛周期が乱れると、まつ毛の成長期が短くなり休止期が長くなります。
この変化が、まつ毛の量や細さに影響を与える場合があります。
血行不良
血行が悪くなると、まつ毛の成長に欠かせない栄養素が行き渡りにくくなり、まつ毛の成長を遅らせる原因につながってしまいます。
睡眠不足やスマートフォン・パソコンの酷使などをさけて目元を休ませつつ、バランスのよい食生活を心がけることが大切です。
まつ毛エクステやパーマ
まつ毛エクステは、自まつ毛に常にエクステを装着した状態になるため、負荷の大きさは否めません。
まつ毛パーマは薬剤を用いて施術するため、定期的に続けることでダメージが積み重なっていきます。
若い頃のようにまつ毛の成長でカバーすることもむずかしくなるため、自まつ毛を守るように心がけましょう。
■イキイキとしたまつ毛を保つための方法3つ
まつ毛の量や太さを維持するには、目を疲れさせないように心がけ、栄養を摂ることが大切です。
それ以外にも、日常の意識やケアでイキイキとしたまつ毛をキープしやすくなります。
(1)まつ毛の水分と油分をオフしてから、カールさせる
まつ毛にとってダメージになりやすいのが、アイラッシュカーラーです。アイラッシュカーラーでまつ毛を引っ張ることで、まつ毛が抜けたりキューティクルが傷んだりします。
そのため、できるだけアイラッシュカーラーの使用頻度を下げたいもの。
まつ毛に余分な水分や油分がついているとまつ毛がカールしにくくなり、必要以上にアイラッシュカーラーを使う原因につながります。
メイク前にまつ毛をやさしくティッシュでおさえると、余分な水分や油分をオフできます。もしくは、フェイスパウダーをなじませることも一つの手です。
(2)アイメイクは、やさしく丁寧に落とす
まつ毛のダメージ対策には、アイメイクのクレンジングも重要です。
マスカラを使ったアイメイクは、通常のクレンジングでは落としきれなかったり、無理に落とそうとして摩擦の原因になったりしやすいです。目元はデリケートな部位なので、ゴシゴシとこすらないよう気をつけてください。
目元のメイクは、ポイントメイクリムーバーで丁寧に落としましょう。
ポイントメイクリムーバーを含ませたコットンをじっくりとまつ毛になじませ、できるだけ力を入れないようにしてマスカラをオフしてください。
(3)まつ毛ケアができるアイテムでお手入れをする
夜のスキンケアでは、肌だけでなくまつ毛のお手入れもしましょう。
まつ毛美容液でもいいですし、まつ毛ケアの効果が期待できるアイクリームなどでもOKです。使いやすいアイテムでお手入れをし、まつ毛の成長をサポートすることが大切です。
アイクリームの場合は、できるだけやさしいタッチで塗るようにしてください。薬指の腹でそっとおさえ、摩擦を与えないように気をつけながらなじませましょう。
年齢を重ねるごとに、まつ毛に関してのお悩みは増えていくでしょう。日々の生活やメイク、お手入れで、できるだけダメージを与えないように気をつけてください。
育てる意識をもつことで、健康的なまつ毛の維持につながります。
(コスメコンシェルジュ・美容ライター/古賀 令奈)
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