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美肌もダイエットも思うまま?生理周期を味方につける美容法

エステティシャン
永松麻美

私たち女性が日々、そして一生を通して大きく影響を受ける「女性ホルモン」。生理周期に合わせた女性ホルモンの変化のタイミングで、行うべき美容法も変わることをご存知でしょうか。

痩せるつもりが逆効果!?生理周期に合わせた美容のコツ

美容家の筆者が、生理周期に合った「美容法」についてお伝えします。

■月経期

いわゆる「生理中」のこの時期は、体調的にもゆったり過ごすべき時期です。

代謝が下がり冷えやむくみ、だるさなどが起きやすい時期なので、くまやくすみが出やすくなります。「鉄分」を摂取したり、身体を温めるように心がけましょう

肌が乾燥しやすいので、メイク、クレンジング、洗顔は肌にやさしいタイプのアイテムを選び、保湿はいつも以上にしっかりすべき時です。毛穴がつまりやすく、ニキビができやすい人は、普段から毛穴詰まりを起こしにくい「ノンコメドジェニック」製品を選びましょう。

■卵胞期

生理が終わって、身体も肌も心も絶好調の時です。新陳代謝が活発な時なので、肌の調子もアップします。新しい化粧品を試したりピーリングなどの積極性の高いケアを行ったりするのには、この時期がおすすめです。

また、ダイエットに際しても体重が落ちやすい時期です。初めてファスティングや断食をする人は、この時期が一番身体の負担が少ないようです。

エステサロンやクリニックなどでも、一番攻めのケアが向いている時期です。美白系コスメやエイジング対策の栄養たっぷりの美容液なども積極的に使いたいですね。

■排卵期

排卵が促されると体温が上がり妊娠に備えて水分を溜め込むので、むくみやすい時期です。ですから、ダイエットをする際は数字を追いかけすぎずにゆったりと行い、ストイックにならないように注意をしましょう

肌は水分不足になりやすく、キメが乱れ、小ジワなどが出やすいので、しっかり保湿をすることが大事です。肌の赤みやピリピリが気になる人は、ピーリングや角質ケアなどの積極的なケアはお休みして、保湿や鎮静を行ってください。

■黄体期

気持ちや身体、肌も不安定になりやすい生理前の時期です。PMSなどに悩まされる人もいますよね。体重も増えやすく、便秘やむくみも起こりやすい時なので、ダイエットは結果が出にくく、むくみの分リバウンドしたと感じる人もいるでしょう。

無理なダイエットやファスティング、ジュースクレンズなどの美容法は、専門家の指導のもと行う人や慣れている人以外は控えましょう。身体を温めることや栄養をしっかりとることが優先される時期です。

また、敏感肌や乾燥肌など肌に不安がある人は、新しい化粧品や美容法を始めることはさけた法が無難です。肌荒れしやすい人は、シンプルケアに切り替えましょう。

ホルモンバランスは、一ヶ月の間にも大きく変化します。新しい美容法のお試しやダイエットなどは、生理周期を味方につけて行いましょう。肌荒れが起きにくくなることもありますし、焦らずダイエットに臨むことができます。ぜひ、参考にしてください。

(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松麻美
自身のニキビ・激太りから容姿コンプレックスに陥り根暗な10代を過ごす。綺麗になるためエステの道へ。「綺麗になる」を通し心や人間関係、人生まで前向きに変わって行く経験を人に伝えるため美容家として活動中。)

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