冬は体温が下がって代謝が落ちやすいので、太ってしまいがちですね。とはいえ、体重が増えても顔がシャープなだけで、不思議と痩せているように見えます。
メディカルDr.セラピスト-メディカル小顔美容矯正士のプロとして誰でも簡単にできる小顔マッサージを教えている筆者が、3分でできる小顔マッサージ法を教えます。
■3分でできる小顔マッサージ法
(1)最初に、人差し指と親指で耳全体をやさしくつまみ、ゆっくり後ろに8回まわします。
そして、人差し指と親指でつまんでいる状態で上方向、横、斜め後ろ、下などの各方向にゆっくり引っ張っていきます。耳をつまむ時は、指先よりも指を寝かせた状態で挟むようにしてつまむと、耳全体をまんべんなく刺激することができます。
耳の周りにはたくさんのリンパ節や筋肉の付着部分があるので、耳をマッサージすることでリンパの流れを良くしたり、こり固まった筋肉の緊張を緩めることができます。回数に制限はないので、時間がある時にこまめにマッサージすると、顔がすっきりしていきます。
(2)人差し指の第二関節部分で頬骨のキワから鼻方向に向かってもんでいきます。これを2回行いましょう。この時のポイントは、強く押しすぎないことと摩擦をさけることです。
顔の皮膚は身体のなかで非常に薄く筋肉も繊細なので、やさしく痛くない程度にもみほぐしましょう。すべりが悪くもみほぐすのがむずかしい場合は、指圧しながら鼻方向に向かって進んでもかまいません。
頬骨は筋肉が意外とこり固まりやすい部分なので、頬のたるみにつながる部分です。表情筋を司る部分なので、マッサージすることで筋肉をほぐすとたるみ改善につながりますよ。
筋肉をほぐして血流が良くなったところで、頬骨からフェイスラインに向かって老廃物を流していきます。親指を寝かせて親指の側面でやさしくさすると、肌の負担を抑えることができますよ。
(3)次に、親指と人差し指でフェイスラインを挟み、あご先から耳下まで2〜3回スライドさせます。こうすることで、耳周りにある老廃物を流すツボに流れやすくなります。
最後に、エラ部分を親指で内側に押し込むように2〜3回押すと、さらにフェイスラインがすっきりしてきます。
(4)(3)の後に手をグーにして、耳周りから鎖骨に向かってさすります。この時、一気にスライドせず、小分けにしてマッサージをしましょう。
耳周りはグーの状態で進み、耳下から鎖骨にかけては手のひらでやさしくさするといいでしょう。
顔は身体と違って短時間でも効果が出やすい場所です。メイクの上からでもできるので、ぜひ試してみてください。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3)
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