「老廃物がうまく排出されないとむくんだり、体がスッキリしない原因に。かといって毎日マッサージするのは面倒……」そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。
毎日行っていることと関連づけて、“ついでに”マッサージする習慣ができ、めぐりのいいスッキリボディになれたらうれしいですよね。
ケアが面倒な40・50代のために、ヨガインストラクターである筆者が、お風呂でからだを洗うついでにリンパを流す方法をご紹介します。
■お風呂で身体を洗う“ついで”に!リンパの流し方
(1)鎖骨の上下をプッシュする(鎖骨上下それぞれ3回ずつ)
グーにした手を鎖骨のくぼみにあて、左右に小刻みにゆらしながら内側から外側に向かって揉んでいきます。
鈍い痛みやしこりを感じる方はむくみのサイン。やさしい力加減で少し長めにほぐしてあげましょう。
この動きを、上下それぞれ3回ずつ行います。
片方が終わったら、反対側も同じことを行ってくださいね!
(2)脇の付け根を揉む(片方約10秒ずつ)
手で脇を掴んだら、親指で脇全体をぐりぐり揉みほぐします。
力加減は心地いい程度。このときも凝りを感じたら、長めに揉むようにするとリンパが流れやすくなります。
10秒ほど揉んだら、反対側も同じ動きを行いましょう。
(3)首→鎖骨→脇を手でなでる(片方2〜3回)
最後に首に手をあて、そこから鎖骨を通って脇までスライドします。
この時の力加減は、やさしくさするくらい。
お風呂に入りながらやるときは、お湯をかけて、滑りを良くしながらやさしく行ってくださいね。
■肌に負担をかけない方法
リンパマッサージをする上で、気をつける必要があるのが摩擦。肌に負担がかかって、炎症やたるみなどの原因を招いてしまいます。
リンパを流すときは、肌の滑りをよくした状態で行うのがポイント。入浴中にお湯の中で行ったり、体を洗う時にたっぷりの泡をつけた手で行ったりしましょう。
リンパの流し方が分かっていると、入浴中でも簡単にケアが可能です。今回のポイントを踏まえて、ぜひ体を洗うついでに試してくださいね。
(ヘアメイク/美容講師/美容ユーチューバー/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者 mayu3)
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