「水分は多くとった方が良い」という情報をメディアや雑誌等で見かけたことがあるかと思います。
人間の身体は約60%が水分からなっています。積極的にとった方が良いのは確かですが、間違った方法で飲むと痩せるどころかむくんで、太りやすくなってしまいます。
管理栄養士の筆者が、やりがちな「水分のNG摂取法」についてご紹介します。
(1)冷たい水を一気飲みする
冷たい水は、血管を収縮させ内臓機能を低下させます。水分は常温か、温かいものが良いでしょう。
どうしても冷たいものが飲みたい場合は、口の中で温めてから飲み込むようにしましょう。
(2)水分摂取量が1日500ml以下
1日を通して汗や尿で排出される水分量は2〜2.5lほどといわれています。食事でとる水分は600mlほどです。
摂取する水分量が500ml以下であったら、体内の水分量はほとんど足りなくなってしまいます。水分量が足りないと「筋肉量の低下」「便秘」「肌荒れ」「基礎代謝の低下」「むくみ」などが起こり、ダイエットや美とは程遠くなってしまいます。
水分として飲むことがむずかしかったら、食事で補いましょう。
(3)カフェイン入りドリンクを大量に飲む
ダイエットに支障はありませんが、カフェインには利尿作用があるので要注意です。
カフェイン入りドリンクを飲む場合は、プラスで同量の水分をとりましょう。
一気に飲むと必要ない量が体外に排泄されてしまうので、水分は少量を頻回に飲むことをおすすめします。
たかが水分、されど水分です。摂取の仕方ひとつで、スタイルやアンチエイジングに影響があるので、心当たりのある方はできることから始めてみてください。
(管理栄養士/おやこ食育プランナー/美食ライフプランナー やなぎさわえりな)
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