気温も湿度も上がっていくなかで、食材の管理にはいっそうの注意が必要です。ここで一度、気を引き締めてキッチンに立ちましょう。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、これだけはやっておきたい食中毒対策法をご紹介します。
■身体の免疫力や抵抗力も落ち気味
気温と温度の上昇で菌が繁殖しやすいことに加えて、身体の免疫力や抵抗力が落ち気味になることも食中毒を引きこす要因となる場合があります。
まずは、十分な睡眠と適度な運動、バランスの良い食生活を意識して体調管理をしっかりと行いましょう。
■腸内環境を整えることも大切
食中毒をさけるために、腸内環境を整えることも重要です。
ビフィズス菌の入ったヨーグルトや乳酸菌飲料などの「発酵食品」や「食物繊維」を欠かさずとり、腸の善玉菌を増やしていきましょう。
■清潔な環境をキープ
キッチンを清潔に保ちましょう。菌が食材に付着しないよう、十分に気をつけてください。
手や調理器具はしっかり洗い、まな板は肉や魚を切るものと、野菜や果物を切るものの2つを用意しておくことが理想です。消毒も頻繁に行いましょう。
■買い物の注意点
すぐに冷蔵、冷凍する必要のある食材は、できるだけ自宅の近くで買いましょう。買い物の最後に買い、常温での持ち歩き時間をできるだけ短くすることもコツです。
■冷蔵庫の「密」はNG
冷蔵庫に食材がぎっしり詰まっているのはいただけません。庫内の冷気が循環せず、食材の傷みが早くなりやすいです。
食材と食材は詰めて入れず、「密」にならないように心がけましょう。冷蔵庫に入れる食材の容量は、「7割」程度に抑えるようにしてください。
■「作り置き」のポイント
常備菜は、作ったらなるべく早く食べ切りましょう。2~3日のうちに消費することが目安です。
ポテトサラダなどを作り置きをする際は、冷たい食材と熱い食材を同時に混ぜ合わせないように注意してください。熱い食材をよく冷ましてから仕上げましょう。菌の繁殖を防ぐために大事なことです。
煮物も、きちんと冷ましてから冷蔵庫に入れましょう。熱いまま入れてしまうと庫内の温度が上がり、周囲の食材の傷みを招きます。
食材の管理に気を配ると、おのずと食生活への意識も上がります。美味しく、安全な食環境を整えることも、美と健康には欠かせません。冷蔵庫の過信だけには気をつけたいものですね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※ビフィズス菌 – わかさ生活