ダイエットをしても、なかなか消えない頑固なお腹の「浮き輪肉」。諦めずに、寝ながらできるエクササイズを試してみませんか?
YOGAエクササイズディレクターの筆者が、お腹の浮き輪肉を撃退するエクササイズをご紹介します。
■寝たままでOK!お腹の浮き輪肉撃退エクササイズ
猫背によって背中が丸まったり、胸の下にムダな脂肪がついたりすると、バストとの境目がない“オバ体型”になりやすくなります。
そこでまず、エクササイズの前に胸の下に両手をそえて、息を吐きながらあばらを細く引き締める意識で、呼吸を繰り返しましょう。
あばらを引き締めただけでも、お腹が一枚薄くなったように感じませんか? 実は、お腹から腰にかけての「深層筋」はあばらの内側にあり、本来は引き締まった状態が正しい姿勢と言えます。
では次に、エクササイズで脂肪をしっかり撃退していきましょう。エクササイズ中も、あばらを引き締めて、体幹が安定した状態を維持することで、効果を得やすくなります。
期待できる効果
・お腹の浮き輪肉を解消する
・下腹、太ももの引き締め効果大
・体幹力を高めて基礎代謝をアップし、太りにくい身体に近づく
・血流を促すことで、冷えや肩こりを改善する
実践回数&期間
週に5〜6回を目安に実践すると、効果を感じられるでしょう。
「お腹の浮き輪肉撃退エクササイズ」のやり方
(1)仰向けの状態で膝を立て、両手を頭の下にそえます。肘を目線に入る高さに持ち上げて、肩甲骨、あばらは床につけましょう。
(2)息を吐きながら胸の裏側で床を押すような意識で、目線が太ももの位置になるように上体を起こします。5回を目安に動作を繰り返します。
(3)息を吐きながら上体を起こし、両脚を真上に持ち上げます。
(4)息を吐きながら、右脚を床ギリギリまで下ろし、再び真上に持ち上げます。
(5)反対側の脚も同様の動作を繰り返します。(4)(5)の動作を2回行います。
(6)今度は両脚を、床ギリギリまで下ろし、再び真上に持ち上げます。3回を目安にトライしてみましょう。難しければ、片脚ずつのままでOKです。
反動をつけず、丁寧に実践してみましょう。寝転んだままでも、きっとお腹が引き締まるのを感じられるはずです。ぜひ寝る前の習慣にして、浮き輪肉を撃退していきましょう。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森 和世)
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